自分は、何かに特化するよりも「全部やりたいタイプ」です。学業・サークル・社会人への準備・その他の4つに分類すると、そのすべてに力を入れていました。
学業では他学部含め、面白そうと思った授業やゼミには教授に頼んで参加させてもらっていたり、サークルも平日中心のスカッシュと、休日中心のダイビングに入り、友人関係も広げていました。
一方、社会人への準備としては、年間200万ほどかかるダイビングサークルのためのアルバイトと並行して、いろんな会社や業種を研究。父がコンサルだったこともあり、どこでアルバイトするかを事前に相談し、働いてみてから業界分析や企業分析をしていました。
残りの時間で家族と過ごしたり、旅行に行ったり。いろいろできたと思っています。
1社目は株式会社ディー・エヌ・エーで、ゲームディレクターとプロデューサーを経験した後、経営企画として横断プロジェクト(戦略議論、コーポレートガバナンス整備、M&A等)を進行するチームでジャンル問わず様々な経験をしました。
2社目はメディカルノートという医療ベンチャーの執行役員として、開発ディレクターや事業開発、法務管理体制、内部統制まわりなど、ジャンルを特定せず、「全部に力を入れる」働き方をしていました。
メディカルノートでの体験を通して、「会社や事業の価値全体を、手段や役割に限定されず拡大させられる」ことをテーマに仕事をしていきたいと思うようになりました。
僕にとっては「ベンチャーであるか」はあまり意味のないラベルで、「会社や事業の価値全体を、手段や役割に限定されず拡大させられる」ことに向き合う環境として最高の会社だと思い、入社を決めました。
入社時、「経営企画として1年で黒字の新規事業を作る」がミッションで、それはまさに「会社や事業の価値全体を、手段や役割に限定されず拡大させられる」仕事でした。売上100億規模の会社で、組織的な境界を作らず事業に向き合えるのは、本当に絶好の機会だと感じました。
また、代表である黒川は「会社や事業の価値」に本当の意味でフラットに向き合っており、究極的には、そのために自分の考え方さえも可変にしているのを見て、自分自身が成長するために一緒に仕事をするのが必須だと感じたのも大きなポイントです。
現在はメインとして、データテクノロジー事業本部において、大手クライアント向けの総合的なコンサルティング・開発や業務代行を担当しています。また、入社時に立ち上げた人材プラットフォーム事業「ビズデジ」の責任者は後任に任せましたが、一部継続的に事業をサポートしながら社内向け研修も担当。スポット的にM&A案件の検討/推進も担っています。
達成する成果の目線次第でやるべきことは変わりますし、逆にチャンスベースで計画がプラスになるようであれば実行します。それがたとえ未経験なことだとしても、リターンが見合えばリスクを取って取り組むことを基準に意思決定しています。引き続き「会社や事業の価値全体を、手段や役割に限定されず拡大させられる」仕事をしていきたいです。
今はイングリウッドの価値向上へ最大限コミットし、それが楽しい「ランナーズハイ」状態に入ってるので、あまりこれといった対象が固まってはいないですね。
ビズデジの立ち上げによって得られた「人材戦略と事業戦略は一体となったときに最も価値向上する」という知見を活かし、事業を伸ばした結果で自分たちのソリューションを振り返り、より良い事業に進化させ続けたいと思っています。