より働きがいのある会社へ
INTERVIEW
堂田 隆貴
Doda Takaki
- 入社
- 2018年中途
- 事業部署
-
コーポレート統括本部
財務
- 役職
-
取締役兼CFO
- キャリア
- 大手監査法人、コンサルティングファーム出身
東京大学卒業後、公認会計士として、監査法人などで約8年間勤務。M&Aアドバイザリー業務や海外企業への事業投資などを経て、主体者として事業に関わりたいという思いからイングリウッドに入社。現在はコーポレート統括本部にて、経理財務、IR、総務、人事、法務、情報システムを統括し、会社の管理機能の向上や上場準備に従事。
目次
─主体者として進められる仕事に就きたい
─手探りで体制構築、徐々に仕組化
─あらゆるステークホルダーに恩返しを
主体者として進められる仕事に就きたい
──これまでのキャリアについて
学生時代は、サークル活動や飲食店でのアルバイトなど、高校時代に経験できなかったことを中心に力を入れていました。しかし、ある時読んだ1冊の本がきっかけで在学中に公認会計士の資格を取得し、会計士としてあらた監査法人(現PwC Japan 有限責任監査法人)に入社しました。およそ8年ほど、会計監査やアドバイザリー業務に従事していたものの、さらに専門性を高めて磨き上げていきたいと考え、グループ内会社のPwCアドバイザリー合同会社に転職。以後はM&Aアドバイザリー業務に取り組んでいました。企業間の買収案件に多く関わることで、クライアントの重要な経営事項に関わることができ、非常に責任を感じる仕事でした。
また、住友商事株式会社へ出向し、事業主体者として海外企業への事業投資も行っていました。この頃から、アドバイザーとしてではなく、主体者の立場で仕事をすることに強く魅力を感じるように。アドバイザリー業務はどうしても第三者目線になりますし、同じプロジェクトであってもクライアントと立場が違う以上、利害が一致しないことも出てくる。その点、主体者であれば、自社のことを第一に考え、永続的に案件に関わることができ、より長い目線で信頼関係を築きながら仕事ができます。気持ちの持ち方に大きな違いがあるわけではありませんが、意思決定への関与度合いが決定的に異なることを実感しました。
──イングリウッドを選んだ理由
30代中盤に差し掛かり、自分のキャリアを見つめ直し、事業の主体者として進められる仕事に就きたいと考えていたタイミングで、大学時代の友人を介して代表の黒川と出会いました。
ある意味社長らしくないフランクに夢を語る姿、そして初対面のそのときに「いつから働きましょうか?」とどんどん話を進めていくスピード感に惹かれ、入社を即決。信頼する友人からの紹介ということも大きかったですが、最終的には直感でこの人と一緒に働こうと決めました。
手探りで体制構築、徐々に仕組化
──イングリウッドでの仕事内容は?
コーポレート統括本部で経理財務、IR、総務、人事、法務、情報システムの各部署を統括しています。会社の管理機能を高め、全社員の業務環境をより良くするための内部統制の構築だけでなく、将来的には株式の上場を視野にした上場準備にも対応しています。
財務、IR、経理等はこれまでも経験したことがありましたが、それ以外実務としては関わったことがありませんでした。現在は30名いる部署ですが、当初は3名ほどだったので、未経験ながらも自分で学び、手探りでやっていかなければならない状況。ある意味新鮮な気持ちで取り組めました。徐々に仕組みができてきたり、新しいメンバーが加わっていったことで、「大変だけどポジティブにやっていこう」という前向きな気持ちを持ち続けることができています。
あらゆるステークホルダーに恩返しを
──マネジメントで意識していること
まず大きな意識としては、イングリウッドの社員には“商いのスーパースター”になってもらいたいですね。商いの力さえつけてもらえれば、独立してもらっても構いません。優秀なメンバーが抜けてしまうのは会社にとって痛手ですが、将来取り引き相手になってくれればWin-Winですし、活躍する姿を見るのは嬉しいですから。
とはいえ私が所属するコーポレート部門は、一般的には現場と利害が反することがあります。しかし弊社では、可能な限り現場のスピード感を落とさず、会社の成長に寄与するための的確な対応が求められます。この部門を統括する者として、まずはコーポレートのメンバー全員が仕事しやすい環境を確保し、全社に必要なインフラを整え、事業部門との信頼関係を強固なものにしていくことが一番大切だと考えています。
──今後のイングリウッドでの目標と挑戦
弊社が掲げているミッション、ビジョン、バリューを達成するためには、今後さらに多くのバラエティに富んだ優秀な人材を迎え入れることが必須。会社の魅力を強く発信していくことも、私の大きな役割だと考えています。
仕事は一人でやるものではなく、チームとして会社としてやることが成功への道。「何をやるか」もそうですが、「誰と一緒に働くか」も重要です。たとえ誰かが得意分野ではない仕事や未経験なことがあったとしても、メンバーが支え合って成り立っていることは忘れないでいたい。誰と一緒に働いて、いかにいい組織を作っていくか。このことを念頭に、会社を取り巻くあらゆるステークホルダーに恩返ししていきたいと思っています。