エンタメから食のECで、世の中への影響を最大化
INTERVIEW
本間悠也
Yuya Honma
- 入社
- 2022年中途
- 事業部署
-
リテールコンシューマ事業部
三ツ星ファームチーム
- 職種
-
マーケター
- 役職
-
マネージャー
- キャリア
- 大手広告代理店出身
東京大学卒業後、サイバーエージェントに新卒入社。広告代理店部門にてWEB広告の運用、営業、大型新規案件セールスを経験したのち、2019年10月よりAbemaTVへ出向。視聴者・課金ユーザー数増加のための戦略設計やオンラインライブ事業の立ち上げ等に従事。2022年9月にイングリウッドに入社し、「三ツ星ファーム」の事業責任者を務める。
目次
─ 世の中に与えられる影響を最大化したい
─ 「世の中をよくすることに繋がる」というやりがい
─ 「無茶ぶり」と言われても、先を見据え理想を描く
世の中に与えられる影響を最大化したい
──これまでのキャリアについて
2016年に新卒でサイバーエージェントに入社し、最初の3年間は広告代理部門でWEB広告の運用や営業を担当していました。新規顧客獲得のためのコンペや、顧客のマーケティング戦略の立案など、幅広い業務を経験した後、社内でキャリアチェンジし、AbemaTVの編成部門へ異動しました。編成は、コンテンツ制作のための原資をどこに投下すればサービスが成長するかを考える仕事です。分かりやすく言えば “経営企画” のようなイメージでしょうか。NetflixやAmazonPrime、U-NEXTなどといった動画サービスとどのように差別化すべきか、戦略ターゲットをどこに絞るかといった、経営戦略の設計や、組織の各部門を動かしていくプロジェクトマネジメントを担当していました。
好きなエンタメに携わることができたこともあって、前職での仕事は充実していましたが、一方で大きな組織ということもあり、自分自身の責任範囲や貢献度はどうしても小さくなりがちで、物足りなさも感じていました。そんな中で様々な人と話していくうちに、より大きな裁量を持って事業や組織をマネジメントし、自分を鍛えたいという想いが次第に強くなりました。そのため、「会社の中でキャリアチェンジする」「転職する」の両方の可能性を視野に、新しいチャレンジができる環境を探しました。
──イングリウッドを選んだ理由
そんな中、知人の経営者を通じてイングリウッドの存在を知りました。代表の黒川と最初に面談した際に、「会社の成長に繋がる事業であれば、本間さんのやり方で思い切ってチャレンジしてください」と言われたのには驚きましたね。これまでは決まったお題があり、それを実現させていく役割が多かったので、何をやるかから自由に決められる環境は魅力的でした。イングリウッドは当時からリテールという大きなテーマの中で積極的に新規事業を立ち上げていたので、自分が鍛えたい「事業をゼロから成立させていく経験」が大きなスケールで実現できると感じ、直感で入社を決意しました。
「世の中を良くすることに繋がる」というやりがい
──イングリウッドでの仕事内容は?
現在、私は冷凍おかずの定期便サービス「三ツ星ファーム」のブランドマネージャーを務めています。ミッションは事業の売上・利益の拡大で、管掌領域は商品開発・マーケティング・システム・CS・物流など、事業に関わる全て。全社の売上の大部分を担う事業ということもあり、社内外からの注目度も高く、日々責任感とやりがいを感じています。
食品業界はEC化率が低く、DXが進んでいない領域です。「三ツ星ファーム」というサービスをさらに研磨していくことで、より多くのお客様にご利用頂くことができ、それが世の中を良くすることに繋がるという確信もあります。まだまだ整っていないことも多く、自分がいないと成立しないし、メンバーの誰が欠けても回らない状況ではありますが、目まぐるしく変化する新規事業立ち上げのミッションに日々刺激を受けつつ仕事をしています。
目線を上げ、ブランドのあるべき姿を描く
──事業責任者として意識していること
事業責任者として特に私が意識しているのは、常に先を見てブランドのあるべき姿を描くことです。売上と利益を出すことは前提として、直近は責任者として3年先、5年先といった中長期的な目線で「三ツ星ファーム」をどんなブランドにしたいのか、事業の理想を掲げ、それを実現するために何をしていくべきかを特に注力して考えるようにしていますね。リーダーの目線が下がってしまうと事業成長が止まってしまうので、お客様一人ひとりの声を聴く、社内外のプロフェッショナルと意見を交換する、データを見るなど、様々な軸から現状と将来像を俯瞰して見ることで事業をより飛躍させる意思決定をできるよう心がけています。
日々目の前の課題に向き合っているメンバーからは、チームとして掲げる目標が難題に思える時もあるかもしれません。ただ、食品×ECの領域には、全員が必死になって向き合えばその難題を現実にできるポテンシャルがまだまだあると考えています。マーケットを成長させ、成長市場に関わることによって、自分自身も成長できる。厳しくも楽しく仕事に向き合うカルチャーを作ることで、メンバー全員が事業の面白さを実感しながらいろいろなことに果敢に挑戦してほしいと思っています。
そのために特に必要なのは「自主性」と「スピード」です。メンバーには「やってみたいことはどんどんトライしよう」と伝えています。一方で、結果の振り返りは特に重視しており、一人一人が自ら考え、気づき、レベルアップできる環境を作れるように心がけています。
──今後のイングリウッドでの目標と挑戦
「三ツ星ファーム」を通じて、「日常食の総合EC」を作りたいと考えています。お客様の毎日の生活を支える代わりのきかない存在を目指したいですし、何もなくてもふらっと立ち寄りたくなるような、魅力的なサービスにしていきたいですね。将来的には、冷凍弁当に関わらず取り扱い商品を拡大し、日本において食の領域のEC化を牽引する事業にしていきたいですね。